慢性腰痛の方のための鍼灸接骨院
3寸鍼で痛みの深部に届かせて、原因筋に効かせます

当院では腰痛の出やすい、最長筋の深部や多裂筋、大腰筋を深層筋としています。
深層筋は、身体の奥に位置している筋肉の総称で、インナーマッスルとも言われます。深層筋とは対象に浅い層の筋肉は浅層筋（アウターマッスル）と言われます。深層筋は関節や内臓の安定や、浅層筋と共に働いて姿勢の保持や動作のサポートを行います、内臓の正しい働きを促すために作用しています。

 

腰部の筋肉は意外と厚く、深層の大腰筋まで５センチ以上鍼を刺さないと届きません。
大腰筋のコリまで届かせるためにはそれ以上の長さが必要です。
成人男性であれば大体９センチあればコリに届きます
ちなみに女性は2寸5分（7.5センチ）でだいたいコリに届きます。

鍼が凝っている筋肉の筋膜を貫いたときにズーンと鍼が響きます。この刺激により軸索反射が起こり
血管拡張し血流改善により、酸素不足・栄養素不足により固まっていた筋肉が緩みます。

つまり筋肉はある程度の期間緊張が続くと硬くなってしまい、自力で緩むことができなくなってしまいます。

ストレッチやヨガなどでも筋肉を刺激して血流が良くなり筋肉が緩みますが、深層筋まではなかなか緩みません。
でも継続することは大事です。継続すれば少しずつ改善するはず。
それにプラス鍼もしていただくとさらに良いです。

鍼は全く痛くないわけでは無いです。
痛みが出るタイミングは大きく２回あります。

１回目は切皮といって鍼が皮膚に入る瞬間　鍼管から少し頭が出ている鍼柄（針のお尻部分）をトンッと叩いて皮膚を切って鍼が入ります。この時皮膚に分布する痛みを感じる痛点というポイントに当たると、痛みを感じます。
どんな痛みかというと髪の毛を一本抜く時のような痛みです。
最近の針は鍼管や針先の形状が工夫されて以前より痛みが出にくくなりました。

２回目はコリに当たった時に出るズーンと言う痛みで、鍼灸業界ではヒビキとか得気とか言われます

１回目はできれば避けたい痛み、技術にも左右される痛みです。
２回目は出た方が効果のある痛み。中国ではこれが無いと効かないと言われます。

シリコンが鍼についていると、その分組織との摩擦が減るため痛みが出にくくなります。
その分高価な事と、ヒビキが減るので効果は比べるとやや落ちる印象です。
初めての方で、効果＜痛みが怖いという方にはかなりおすすめです。

鍼代は本数に関わらず　基本の鍼は＋200円　シリコン針は3寸使用時のみ＋500円になります